試写会で1度拝見したYOYOCHUですが、ちゃんとお金を払ってもう1回見てきました。もう1回見たいなぁと思っていた所、この日は終演後にカンパニー松尾監督とバグシーシ山下監督のトークショーがあるっていうので行っちゃいました。
 見に行ったのは銀座シネパトス。初めて行ったのですが、大通り沿いにあるのに入口は大通りに沿っていない裏側な上に地下にあって、更になんだかとてもレトロな建物でとても素敵だなと思いました。めちゃめちゃ昭和を感じさせる地下商店街みたいなのもあったよ!

 YOYOCHUがかかっていたのはシネパトス2。客席数130で2番目に大きいスクリーン。劇場のロビーに代々木監督加藤鷹さん・愛染恭子さんのサイン入りポスターが飾られていました。今後見に行く人は要チェックや!


 上映後にトークショーがある事もあり、平日にしてはそこそこお客さん入ってました。女性客も多かったし、熟年のご夫婦連れみたいなお客さんもいらっしゃいました。女優さんの握手会などのイベントとは全然違うし、ロフトプラスワンとかのAVイベとも違う客層な気がする。

 上映開始。○歳で捕まって、みたいなデータ的な事はこの映画の関連本を読めば解るので細かい言い回しみたいなのとかを確認。代々木監督がヤクザをやっていた頃に『はじまったばかりのストリップ』を手伝っていた、みたいな表現とか。前回見た時の記事にも書きましたが性を見せる事を商売にし始めた最初期から代々木監督は関わってらっしゃるんやなぁ、と再認識。あと、昔の女優さんのルックス。前回見た時に可愛いなと思った人の出てた作品名などをチェック。
 AV女優さんのルックスが向上したとよく言われますが、昔の作品でも綺麗な人はむっちゃ綺麗ですやん。白日夢の愛染恭子さんが素晴らし過ぎる。あと悪戯に出てた女の子がめっちゃ可愛い。メイクの仕方が時代と共に変わっているので駄目な人は見てられないルックスなのですが(お尻もいじめてに出てる女性は思いっきり金歯が映っていたりと今では考えられない事になってます。メイクも医療も進歩してますね)、時代を超えて綺麗・可愛いと思えるような女の子も昔っからこういうお仕事してはります。

 あと、この映画では時代を追って代々木監督の作品を見る形になるんですが、昔の作品は布団の上でしとるなぁとかそういうしょうもない事も再発見。90年のいんらんパフォーマンス密教昇天の極意でも布団。ビデオ黎明期のザ・オナニーは何故か茶の間のセット。畳の上でオナニーしてはる。ザ・オナニーは作品をちゃんと見てないのですが、あれは何か設定があるから茶の間のセットなんでしょうか。今回の映画の中やその他の本などで紹介されているのを知る限りではインタビューを長回しで撮る画期的な作品、みたいな事が書かれているので茶の間セットは合ってないっぽいのですが。

 その他インタビューシーンで色々な人が後ろにさりげなく自分の宣伝したい本やDVDなどを置いているのでそれを確認。いくつか読みたい本があったので多分買います。アテナ映像の方のインタビューシーンで『女が淫らになるテープ』のDVDが目立つように置かれていたのにこの映画の後半で「女が淫らになるテープは手抜きやと鶴瓶さんに言われた」みたいな話をされていたのでちょっと面白かった。でも『女が淫らになるテープ』、私は好きですよ。出てる人の反応がノイズ少なめでじっくり見れるので。

 ドキュメント映画を劇場で2回見るというのはあんまりやった事なかったんですが、劇場まで足を運んでお金払って途中で止めたり出来ない状態で見るっていうのは自宅でごろごろしながらDVDで見るより集中して細かい所まで見るんでよいですね。ドキュメント映画はDVDで見るって人も多いけどやっぱ映画なんだから劇場でかかってるなら劇場で見た方がいいっすよ。

 映画が終わった後、カンパニー松尾監督とバクシーシ山下監督のトークショー…なのですが長くなったのでトークショーのお話は別記事にしてます。

 この日の晩ご飯。日本橋そばよしの鶏そぼろ丼セット。

 お葱と紅しょうがはカウンターに置いてあって自分の好きな量が入れれるのでお葱多めで。…盛り付けがあんまり綺麗じゃないので全然美味しそうに見えないけど路麺の名店なのですよ。
 銀座なんて殆ど行けないので銀座のラーメン屋でええ感じの所ないかなぁと思って調べたんやけど全然良さ気なお店が見つからなかった。やっぱりみんなわざわざ銀座でラーメン食べないのかな?