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2011年01月

テレビマンズPRIVATE LESSON 10【2011年1月29日】第二部

テレビマンズPRIVATE LESSON 10【2011年1月29日】第一部の記事はこちら


 約10分の休憩を挟んだ後、第二部開始。…なんだけど休憩時間にお手洗いに行ったら案の定大行列でお手洗いの中に入っている状態で第二部がスタートしていた。テレビマンズのお二人が登場し、喋ってはる声を個室の中で聞く。そして思いっきり第二部が始まっている中をすんませんすんませんと言いながら最前列のテーブル席に戻るハメに。私がごちゃごちゃしている間に多分第一部の松尾監督についてなど喋ってはった気がする。…せっかくやからちゃんと聞きたかったなぁ。

 第二部はメンタリズムアーティストのDAIGO氏と森達也監督がゲスト。
 最初にDAIGO氏が呼び込まれる。彼は彼のマネージャー氏と一緒に登場。その次に森監督登場。森監督、登場した時から不穏な雰囲気出しまくりで「ロフトプラスワンは苦手」などとおっしゃっておられるwイヤイヤイヤ!ルックスから言ってる事やってる事全部めちゃめちゃロフトプラスワンに出る人っぽいですよ!

 DAIGO氏はメンタリズムアーティストを名乗って活動しておられる方です。彼の公式ウェブサイトからプロフィールを転載。
「すべての超常現象は科学的に再現できる」を信条に、科学・心理学に基づき超常現象を解析し、暗示・錯覚・トリックなどを用いて、超常現象を再現するパフォーマンス“メンタリズム”を行う。
かつて超能力として話題となったスプーン曲げや、心を見透かす読心術など、再現される超常現象は多岐に渡る。

 今回はマネージャー氏と一緒に出演。公式プロフィールにも『暗示・錯覚・トリックなどを用いて、超常現象を再現するパフォーマンス“メンタリズム”を行う。』と明記されていますが、この二人の役割分断が完璧。今回初めてDAIGO氏のパフォーマンスを見たのですが、マネージャー氏は一見横で喋っているだけに見えますがさにあらず。地味に色々仕事をされてました。

 スプーン曲げのパフォーマンスの時も「僕達が持ってきたスプーンでやったのではあまり信用されないから」とロフトで使われているスプーンを持ってこさせてたのだけれど、DAIGO氏が色々話をしている横でマネージャー氏が自然に何気ない感じで持ってこられたスプーンを触って軽くチェックしていたり、DAIGO氏が「スプーンを曲げますのでどれでも好きなのを選んで下さい」と言って森監督が2本のスプーンを選んだ時、監督は同じ種類のスプーンを2本選んだのですけれども、「同じ種類のスプーンで良いのですか?」とマネージャー氏が発言し、1本を違う種類のスプーンに変えさせるように自然に誘導していました。

 知人にマジック好きな人間がおりまして、そいつに色々教わったので私も何パターンかのスプーン曲げが出来るのですが、スプーン曲げというのは何種類かやり方があって、同じ種類のスプーンだと同じパターンの曲げ方もしくはそれと近い方法でで曲げる事になる場合が多いんです。
 こういう種類のマジックは1回目にどういう結果になるか解らずに見ると全然解らないけど、どうなるかを解ってみると結構タネがバレちゃいます。なので、マジックをする人に「今のもう1回やって!」とお願いするとさっきと違う事をされてびっくり!みたいなのが多いでしょ。同じネタを2回やらないのがマジックの鉄則。
 なのでスプーン曲げマジックをする時、マジシャンは大概「同じ種類のスプーンだと疑われるので」などと言ってわざと違う種類のスプーンを選ばせます。

 そしてトークの場面でもマネージャー氏は「メディアに出てくるのは偽者ばかりだがどこかにそういう不思議な力を持った人がいるかもしれない」というスタンスで話をして、DAIGO氏がそれを否定する、という形で進行していたのですが、これも宗教やマルチ商法の勧誘時の役割分担と同じ。
 そういう類の勧誘って二人一組でやるんです。片方が肯定的意見(儲かるよ!みたいな話)をして、もう片方が否定的意見(必ず全員が儲かるわけではないみたいな意見)を言い、二人が議論してるのを見せる。これだとプロレスが出来るんですよ。一つの結末に向かって議論して行き「話し合った結果、否定的意見が論破されました」みたいな結論に持っていける。
 議論のプロレスを見せてるだけで自分も議論に加わっている錯覚に陥って、「こういう結論になってしまいましたね!」ってなってああそうなんだと思い込み契約結んだりしちゃうってのがあるんですよ。

 …なんかめっちゃ簡単に話をまとめたのでかえって解りにくいっすね。でもこういう宗教等の勧誘のマニュアルって心理学の研究している人より進んでるんでこんな簡単な話ではないっちゃあないんですが。
 偉い学者の先生が心理学的な実験をしようと思ったら悪影響がないかとかそういうのを確認しまくって準備に何年もかけてやっと出来る、みたいな形なんですが、宗教とかマルチのマニュアル作ってる人って実験して結果が出てってトライアンドエラーを毎日繰り返してるようなものです。なので、フランケンシュタインを作るマッドサイエンティストみたいな感じで某大学で将来を嘱望されていた方が某宗教団体の偉い人になってたりするそうです。大学で研究してても何千人の人を集めて話を聞かせて財産をつぎ込むほど信用させるほど人間をコントロール出来るかなんて実験絶対やらせて貰えないでしょうから、心理学とかやってて本気で自分の実力を試したいと思うとそういう団体に入って自分の研究を完成させよう、なんて考えちゃう人も出てくるんでしょうな。
 だから、大学で勉強してるから論破してやろうとかおちょくってやろうと考えて宗教団体とかマルチ関係に潜り込むと、大学で勉強してるレベルより遥かに上のレベルの研究を日々実地でやってる人が出てきて取り込まれちゃったりする事が多く危険です。良い大学入っても宗教に走ってしまう人が多いのは色々人生に悩んで、みたいな人よりこのパターンが多いみたいです。良い大学入ったからって調子に乗るのはやめましょう。宗教やマルチ関係が近づいてきたらとりあえず話を聞いたりしないで全力で逃げろ!

 話を戻します。この日のトークですが、もっと森監督とDAIGO氏の話のやりとりで進んでいくのかと思っていたのですが、マネージャー氏が森監督と同じスタンスで話を進めていくので森監督の喋りは少なめ。DAIGO氏とマネージャー氏の議論のプロレスを見ている状態に。森監督が言いそうな事をマネージャー氏が発言し、それをDAIGO氏が否定して実証する形。まぁでもマネージャーとタレントの関係以上のパートナーの二人ですから、DAIGO氏が出来る範囲の事を完全に理解してマネージャー氏は意見や質問を投げかける訳で…
 その他、途中でわざと時間の流れが逆の宇宙があって、というのが証明されたのなんだのというややこしい話(ちょっと検索してみた限り、アンドレ・サハロフの双子の宇宙説って奴ですかね?宇宙の果ての話)をするのですが、これもマルチや宗教の勧誘で使われる手です。核心近くで難しい話をして色々探ろうと話を聞いている人間を「あ、もういいや」って気分にさせて、しっかり話を聞こうとする気と集中力をそぐテクニック。

 でも、これが超能力者だと名乗っている人物がやってたら色々言われるでしょうが、プロフィールで『暗示・錯覚・トリックなどを用いて』とわざわざ明記してる人がやってんだから何の問題もありませんよ!ただ何かの勧誘されてる時とかにこういうややこしい話を挟んだりする人には注意して下さい。

 あと、もうひとつ披露していたパフォーマンスがカードマジックなんですが、あれ、私が選ばれて書かせて貰ったんですが、誰が書いたかを当てるネタは解りました。「書く物がないですねぇ」と言ってペンを渡されたんです(ちなみにロフトプラスワンの各机にはアンケート記入用の鉛筆の芯がプラスチックに付いている物が置かれていて、私を含めた被験者は書く物がある状態で、すでに机に備え付けられたペンを握っている人も居たしそれは舞台上からも見えていたはず)が、そのペンが全部種類バラバラ。んで、ペンを配る所はDAIGO氏はばっちり見てるんです。っていうか選ばれた人は1人ずつペンを手渡しで貰ったんです。なので、書かれた線の太さやインクの種類で判別してるんですね。最初に書く図形(長い線と短い線、そして四角)を指定するのは最低限それが書かれていればペンの種類が判別できるから。「表情から何かを読み取って」とかいうのがフェイクです。そのフェイクを入れて色々喋って場を作る事によって「この人は表情から考えを読み取って当てている!」と思わせるというテクニックをバーストバブルサジェスチョンと言います。

 っていうかこのマジックやるちょっと前に「バブルバーストサジェスチョン」ってテクニックの名前まで出して具体的にどうやってやるかって話まで舞台上でしてたがな!簡単に言うと、すぐ結果を当てるんじゃなくて勿体ぶって言う事によって自分が考えている事を覗かれたり自分が操作されてしまったかのような強烈な印象を与えるテクニックの事(必死に反応しないようにしてるのにそれでも自分の考えが読まれてるって感じるのはどんな人でもかなりびっくりします)なんですが、それをそのまんまやってました。もしかしてさっき説明した事を実際やってみるという意味でこのマジックをやりはったんかな。

 実は、普通のマジシャンの人がやってるのと同じネタ(ペンで判別)じゃなくて何か全然別な結末があるのかと思ってわざと自分がどのカードが解るように地味にアピールしてたんですよ。例えば「何か絵を書いて下さい」って言われて書いてる途中で「字じゃダメですか?」と質問したりとか。
 私が書いたカード。HMJMって書いてます。

 そして私がHMJMと書くのをアピールする為に机の上に置いていたあいふぉん。HMJMのステッカー貼ってます。HMJMのレディコミ志願兵出張撮影ドキュメント オークション01に封入されていたステッカー。紙ジャケでカッコいいしステッカー付きだし内容も面白いのに2000円で買えちゃいます。みんなも買おう!そして下に入ってるのはHMJMのチラシに載ってた恥ずかしいカラダ ESCAPE ましろ杏のジャケを切り取った物です。杏ちゃん大好きだお!この作品も素晴らしいので買いましょう(私の感想)。

 答え丸出し状態。ステージの進行を邪魔しないぎりぎりのアピで「答え解るようにしてるでしょ?そしてこの答えを出しても私が驚かないの解るでしょ?だから普通にバブルバーストサジェスチョンをやるのではなくひとひねりしてくれ!」というサインを出していたつもりだったのですがスルーされました。手品好きな私みたいなお客さんはたまにいるはずなので乗ってくれるかと思ったんですが相手してくれませんでした。プロのマジシャンの方ならここで私のようなうっとおしい奴をビビらせるネタをもう一発入れてくれるんですけどね。

 森監督は自分のカードが出された途端にDAIGO氏に背中を向けたりして激しくリアクションするバブルバーストサジェスチョン破り(表情を読み取って当てるからポーカーフェイスでお願いしますって言って盛り上げてるのに被験者が全員同じような爆レスをやってたらこのマジックが成り立たなくなります。台無しや!これはマジックを見る上でやってはいけない行為です。タネが判っても状況を楽しみましょう)を舞台上で思いっきりかましてらしたのですぐ答えを言ってましたが、その他の人に対しては長く喋って思う存分盛り上げてはりました。
 最後のお客さんが書いた絵と同じ絵を描くのはミスターマリック氏などもやられる有名なネタなのでさすがにタネは解りませんが、同じ様なマジックをやるマジシャンの方は結構いらっしゃいます。

 マジックというのは、タネ自体はめちゃめちゃ単純なんですよ。それを元にして人を驚かせる為にどういう準備・演出をするかっていうのが一番重要な訳で。普通のマジシャンなら事前に会場を見て回って、会場のテーブルに書く物が備え付けられてたらそれを撤去して…という準備をやらせて貰えるのですが、「メンタリズムは表情などで読み取ってやってます」という触れ込みで来て、表情などで読み取るのではないマジックをやったのでこういうグダグダな事(森監督のバブルバーストサジェスチョン破りや私のアピールをスルーするなど)になってしまった。
 あと、メンタリストっていうのはどんな職業なのか等を『外国ではある職業です』だけで済まさないで、もっと細かい話を詰めていってキャラクターをしっかり作り上げてから喋った方がいいと思う。思ってたより設定や説明が緩いので長時間のイベントだと喋っている事に細かい矛盾が出たりなど荒が目立って気になる。デーモン小暮並の切り返しまでは求めないけど現状は氏神一番レベルでっせ。

 全体的に見て、恐らくDAIGO氏側が想定していたのとイベントの雰囲気が違ったのかな?という気がします。普段ロフトプラスワンでDAIGO氏の様な立場の人が呼ばれて、おまけに一緒に出るのが森監督のような方だともっとトークセッションをするのではないかと思っていたっぽい。だからこそわざわざマネージャー氏も同席した。そしてバブルバーストサジェスチョンの話など、技術的な話なども当然みんなが知ってる話としてしていた。
 でも今回のイベントはお客さんもテレビマンズのお二人のお客さんが多く、DAIGO氏のパフォーマンスにいちゃもんをつけるような人は皆無でみんなで楽しく見てる事に気づいたのでああいう仕込みのほとんどいらないマジックでサービスしたのかな。最初からあのネタやるつもりで来てるならテーブルに備え付けてある筆記具を開場前に片付けさせるやろうし。

 エンディング時に第一部に出演した松尾監督も登場。
 松尾監督もスプーン曲げ。曲げる前のスプーンを振っている段階で「これ曲がってるんじゃない?」などと大騒ぎwいやいやいや!まだ曲がってません!そしてスプーンを曲げた後も大興奮。男子中学生のようなはしゃぎっぷりでとても可愛かったです。
 その後、DAIGO氏の話術に興味津々の松尾監督。「俺にその話術があったら歴史に残るAV監督になれる!教えてくれ!」みたいな事をおっしゃってガッツいてはりましたが、キャリア・作品数・クオリティのどれを取っても今の時点で充分歴史に残るAV監督ですよ!それでもその上の高みを目指そうとする松尾監督。やっぱ一流の人はそれだけの努力や工夫を重ね、精進してらっしゃるのですね。

 色々いらん事も書きましたが、とにかく、DAIGO氏のようなイケメン君がテレビにもっと出るようになったらミスターマリック氏の超魔術ブームの時の様にマジック界にスポットが当るようになるはずなので頑張って欲しいです。最近のマジックってホンマすごいのにマジシャンの人結構食うに困ってたりするから。マジシャンの人がやってるバーとか喫茶店とかそういうお店探せばいっぱいあるのでみんなも行ってみよう!すっごいマジックが間近で見られてめっちゃ楽しいよ!そして色々なお話も聴けます。催眠術的な話術を勉強したかったそういうお店に行くのが一番手っ取り早いかも。マジックを仕掛ける時の話の持っていきかたとか普段の生活にも生かせて勉強になります。

 そんなこんなでイベント終了。19時に始まって23時ごろまでやってました。4時間って!プラスワンのあの椅子で4時間は流石に辛いっすね。最後にマジックに協力したからという事で大根監督から一番最初に流された「レイテ島からの葉書」の動画をDVDに焼いた物を頂きました。自宅で焼いて色々な人に配ってるって言うてはったけどお客さんにまで配るんや…


 この日は超満員、お客さんを200人入れていたそうで、帰りの会計行列がどえらい事になっていて、外に出るまで30分くらいかかりました。ロフトプラスワンはキャッシュオンデリバリーシステムにすりゃええのに。持ってきた時点でお金渡すの。その方がさっと帰れるしええと思うんやけどな。その退場行列に並んでいる時に第52回日本レコード大賞最優秀新人賞受賞アイドル・スマイレージのサインポスを発見。…新宿ロフト様って書かれてるんやけど、これホンマモンなんかな?

 そしてその近くには小明ちゃんのサインポスも。こちらは確実に本物w

テレビマンズPRIVATE LESSON 10【2011年1月29日】第一部


 ロフトプラスワンで行われたテレビマンズPRIVATE LESSON 10のゲストがカンパニー松尾監督という事で見てきました。今週も桜組には行ってません。なんだかまりちゃんとかすみちゃんとしおりちゃんが辞めちゃったみたいなので気になった人はマジヲタさんのレポなどを探して読んで下さい。私はアイドルとかAVとか関係なく面白そうな現場最優先なのです。毎週やってる桜組よりカンパニー松尾監督がロフトプラスワンに出る方が絶対面白そうやん!

 オープニング。岡宗監督による青春女子画像動画。可愛いおにゃのこイッパイ!なんだこの動画!良すぎてびっくりした。オープニング映像見ただけでこのイベントがとても素敵なイベだって丸判りっす!5回目のオープニングに使われた動画が岡宗監督の手によりYOUTUBEに上がっていたので貼っておきます。今回流れた動画とゲストの名前とかが違うだけだったはず。

 テレビマンズのお二人が出てきて挨拶。客が男ばっかりだという話から「今回のゲストはカンパニー松尾監督とDAIGO。エロと超能力に興味の無い男なんていないはずだ!」確かにそうだ。 

 最初は大根監督が最近各所でプッシュしまくっている探偵!ナイトスクープの「レイテ島からの葉書」の映像をみんなで見ようというコーナー。確かに大根監督が推しまくるのも納得の出来。周りでも泣いてる人いました。大根監督はこの映像をDVDに焼いて周りの人に配りまくっているそうです。布教活動?

 お客さんが泣いている中、カンパニー松尾監督が呼び込まれる。やりづらいわ!w岡宗監督は17歳の時に松尾監督のAVを初めてみてから20年来の大ファンとの事で、大根監督が対談するという話を聞いて歯軋りしていたそうです。
 「編集や映像も勿論良いけどチンポがカッコイイ!」と本物の松尾監督に会って興奮してか良く解らない絶賛の仕方をする岡宗監督。うむ、言いたい事もそんな事言っちゃう気持ちも良く解るけどチンポ褒めるのは違うんじゃないかな!
 そんなこんなで話が始まる。まずは松尾監督のキャリアを振り返る。87年・22歳の時に童貞のままAV業界に飛び込んだ、という話をしてると岡宗監督が「知ってます!漫画で読みました!」と嬉しそうに叫ぶ。…うん、職業・AV監督な!私も読んだよ!絶版になってるけどブックオフ探せば結構置いてあるしな!こないだも飯田橋のブクオで見かけたよ!でもこの場でわざわざ言わなくてもいいんじゃないかな!岡宗監督がマジヲタ過ぎて面白かったです。多分私も岡宗監督と同じ様な状況になったら同じ様な事を言っちゃうと思います。

 以下、現場で取ったメモを元に語ってらっしゃった内容を箇条書きで書いていきます。
・初期のハメ撮りについて。AV監督をやりだした頃はハメ撮りをやっていなかった。昔、大きなベーカムを担いでやりだしたのは村西とおる。真似して自分もやってみたら重くて大変。手を滑らせて女優さんのお腹に大きなカメラを落としてしまった事もある。

・小さくてもしっかりした映像が撮れるカメラが出てきてハメ撮りがちゃんと出来る様になった。自分がハメ撮りの第一人者と呼ばれるようになったのは時代の後押しがあってこそのものだと謙遜する松尾監督。

・以前は女優さんにインタビューをしてからエロシーンというのが一般的だったが最近はそのような作りの作品がユーザーに望まれていないようですごく少なくなっている、セルのメーカーが立ち上がってきてからハメ撮り作品が少なくなってきた。

・スタジオでセットを組んで、その中でインタビューして撮影されるのはただのプロフィール。それはやりたくなかった。

・より普通の男女関係に近い事がしたい。会ってすぐセックスというのは普通の男女関係ではありえない。いきなりヤルのはやっぱり出来ない。AVでも付き合いたい。

・最近のカラミが連続していっぱい出てくるようなAVはげっぷが出る。

・行為の最中によく喋ると指摘されるが、編集していると自分の声がうるさいと自分でも思う。段々年を取るごとによく喋るようになってきた。

・言葉で感じるタイプの女優さんとやりあいながらしていると、お互いが高まり合わせる形になって意識が宇宙に行ってしまうような感じがする。

・相手を呼ぶ時に『あたし』と呼ぶのはV&Rの社長の口癖が移ってしまってこうなった。仕上がった作品を見ると自分でもオカマっぽいなと思う。

・私を女優にして下さいシリーズの始まりについて。AVに応募してきた子を東京に呼んで撮影すると、『普通のAV女優』になってしまっていた。なので地方に自分が出向いて撮影しだした。

 しばらくトークを繰り広げた後に、大根監督が2010年の映画トップ3を挙げて下さい、というような取材があると必ず名前を出していた…と取り出した私を女優にして下さい AGAIN 9 市川/二子玉 エロ乳ひねり腰人妻番外編を上映してみんなで見るコーナー。映像を見ながら松尾監督や大根監督の解説が聞けるという贅沢な企画。
 最初のカット。地べたに置いたカメラが松尾監督の靴を写しているシーン。カッコイイ!色々説明的な画を撮りたくなるがこれでいいのか!と思ったなどとテレビマンズの二人が絶賛。

 インタビューの途中で女性が日傘を差している後ろ姿のカットなどが入る。松尾監督は女性のパーツよりも全体図が好きだと語る。あと、鳥とか車とか移動している物も好きだそうです。
 車の中でのインタビューシーン。段々エロい雰囲気になっていく場面で「最近のAVはこいつはセックスする女だという所から始まるけどそういうのはダメ」だと語る松尾監督。確かに松尾監督の作品に出てくる女優さんは『女』ってだけじゃなくちゃんと人間として撮られてる気がする。
 車を停めてエロい事をやりはじめるシーンで「こういうので見つかりそうになった事はありますのん?」との岡宗監督からの質問に「あります。そういうトラブルの時は絶対逃げたり隠れたりしてはいけない。自分から声をかければなんとかなる!」との回答。皆さんも青姦してる時見つかりそうになったら逃げたり隠れたりせずに自分から声を掛けましょう。
 本格的なエロシーンはさすがにスキップ。「松尾監督はたまに女優さんに負けちゃう事があるんですよ。この作品もそうです」と大根監督。「この子は体力もあり性欲も強くて負けた」と松尾監督もおっしゃってました。

 この作品も面白いんですが、2010年夏の松尾監督の監督生命の危機、ヘルニア騒動の顛末が描かれた私を女優にして下さい AGAIN 10 横浜・新三郷・赤坂見附 巨乳美女純情ヘルニア編か、エンディングに「かたちばかりじゃイヤなのに」「かたちばかりになってしまった」「次回、頑張ります!」ってテロップが出る=松尾監督が出来に納得してない様子の私を女優にして下さい AGAIN8 池袋/京都/芝公園 エロチカ紅葉浮遊編でこの公開副音声企画やって欲しかったなぁ…特にAGAIN8は私はめっちゃ気に入ってて(私が書いた感想)何故最後にあんなテロップが出るのか全然解らないので是非松尾監督はどこが納得行ってないのか聞きたい。

 続いて、松尾監督が影響を受けた物を聞くコーナー。
・1つ目。江口寿史(漫画家)。
 すすめパイレーツ→ストップひばりくんとリアルタイムで触れた。作中に(必要無いのに)街で流れている音楽の情報などが書かれていて「作品に関係なくても作者の思い入れのある情報を入れてもいいんだ」と影響を受けた。
 それが悪い形で出たのがこの作品です、という紹介で林由美香主演の硬式ぺナスの中のノルウェイの森のパロディシーンが流れる。「ノルウェイの森を初めて映像化したのは俺だ!」とおっしゃってましたw古いVHS作品の貴重な映像が大きな画面で解説付きで見れて嬉しかったです。
 大根監督も江口先生が大好きで、一度一緒に仕事をさせてもらった事がある(オープニングのイラストとDVDのパッケージを書いてもらったそうです)が、めちゃめちゃだらしない人で大変だったそうです。

・2つ目。安達かおる(V&Rプランニング代表取締役)。
 普段はとても礼儀正しいが監督をしている時はむちゃくちゃ。松尾監督も居たやる気のない女優の撮影時、しばらくスタッフが外に出され、来いと言われたらすぐカメラを回せと指示されて撮影したのがこれです、とVTRが流れる。女優さんを普通に怒ってひっぱたいたりしている映像が上映される。「ケツ上げろ!」とか言いながらバッチバチ叩いてるw「この後、浣腸して、何が出たんだと聞いたら女優が水、とか答えたからまたひっぱたいてた」「さんざん酷い事をして、最後に女優が泣いてたら優しく『その涙は何?』と聞いていた。何じゃねぇだろ!」…ホンマ無茶苦茶な人なんですね。反面教師にしているとの事でした。

・佐藤輝(尾崎豊等のPVの監督をされていた方。同姓同名の俳優さんがおられるようで情報が拾えませんでした…)

 僕の作品のテロップの元ネタはこれです、とThe Street Slidersのカメレオンという曲のPVが紹介されてました。大根監督の師匠に当たる堤幸彦監督は佐藤輝になりたかったとおっしゃっていたそうです。
 そして、このPVに影響されて作った、と紹介されたのが「ジーザス栗と栗鼠スーパースタースペシャル7」浅間夕子VSジョイナーのオープニング映像。…うん、確かに影響されてますね。この作品はオープニング映像のみ松尾監督が手掛けているそうです。わざわざ探して見るほどの映像でもない気がするのでこのイベで解説付きで見れてラッキーでした。
 
・3つ目。さらば青春の光(映画)。
 愛知の田舎に居た頃は見れなかった。上京してからはぴあの映画情報のページのさの行を毎回見て、この映画がかかっているのを見つけたら行っていた、当時はモッズコートを着てベスパに乗っていたのだそうですが、田舎者なので東京のモッズシーンには入れなかった、との事でした。

・4つ目。ここから先は思いつかないという事で、「じゃあ注目されている後輩は?」と聞かれてバクシーシ山下監督の名前が挙がる。今日も来場されているという事で舞台に呼び出される。

 ここからは山下監督について語るコーナーになってしまう。
・山下監督は最初男優だった。学生時代のバイトの一環としてパッケージの撮影に来た時に出会った。若い男優が居なかったので彼を使って欲しいと松尾監督が進言して呼ばれるようになるが、3ヶ月で男優は辞めて、バイトの延長でV&Rに入社する事になった。
・とんでもない作品を作る山下監督だが、作風は無自覚、何にも影響を受けていない。
・一番の自信作は世に出てない。自衛隊で撮った『戦車とAVギャル』という作品。飯島愛のナイショdeアイアイのPVを見て思いついた。

・ナイショdeアイアイのPVは堤幸彦監督が手掛けたもので、大根監督はADで参加していた!思わぬ偶然に驚く大根監督。
・大根監督は市ヶ谷に話をつけに行ったが、山下監督は直接駐屯地に電話を掛けて交渉。どちらの場合も軽くいいっすよ!みたいなノリで話は進んだ。
・自衛隊のお祭りの日に撮影。一般の人が入れない隊員だけの日にAV女優を連れて行く。ステージでおっぱいを出していいというので実行して撮影。
・自衛隊の人は機械の操作が上手いだろうという事で女優の中に入れたリモコンバイブの操作をやってくれる人を募る。沢山の隊員が志願してくれたので誰にするかを決める為、Mの男優の胸に的を作り、エアガンで撃ってもらい命中した人にしようという事で逃げ回る男優を自衛隊員が銃で撃つ模様を撮影。自衛隊員が人を撃つ瞬間を初めて押さえた貴重な映像w
・駐屯地内で本番の撮影はマズイという事で駐屯地の外で撮影。お祭りの時にAV女優さんが投げるボールに電話番号を書いておき、電話を掛けて来た人に外に来て貰って撮影。ガンガン連絡が来た。顔は出さないからという事で撮影。
・作品は完成し、パッケージまで出来て、ビデ倫に提出。そこで「これは許可を取っているのか?」と聞かれたので「取ってます!」と胸を張って回答したが、ビデ倫が市ヶ谷に問い合わせ、そこから駐屯地に…と問い合わせして行くと最終的に許可していないという話になり、自衛隊法に抵触するという内容証明が送られてきて結局発売中止になった。

 最後は山下監督のお話になってしまってましたが、様々なお話がいっぱい聞けてとても楽しかったです。最前列でマジヲタ&キモヲタ丸出しの勢いでガリガリメモを取りながら聞いてたのですが、この記事に書いてない言葉がまだ他にもいっぱいあるねんなぁ。ってか言葉はメモってるんだけどどこでどんな風にその言葉が出たか書いてないから解んなくなっちゃってますごめんなさい。私メモ取るの下手ですわ。それ以前に目の前に神様がおるのにメモ取ってるどころじゃないもんね!
 やっぱりこういう時間が長いイベントはレポを期待せずちゃんと自分で足を運んでお金払って見た方がいいよ!みんなも電気箱の前に一日中座ってないで街に繰り出して色々なイベントに行こう!

 この後10分の休憩を挟んで第二部なのですが、長くなったので記事を分けます。次回へ続く!
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