先日、私を女優にして下さい AGAIN 10 横浜・新三郷・赤坂見附 巨乳美女純情ヘルニア編記事を書いた時に『ぱすぽ☆のフライトなんかでららぽーと新三郷によく行く機会のあるアイヲタにお勧め!いつも良く行く場所が出てくるとおおぉ!ってなるよ』みたいな事を書いたのだけど、そういうよく行く場所が出てくる作品で私が気に入っているのが私を女優にして下さい AGAIN8 池袋/京都/芝公園 エロチカ紅葉浮遊編

 一人目に出てくる女の子が池袋の子なので原宿から山手線に乗って池袋で降りる監督。あまり池袋には来られない様で「久しぶりに降りた池袋はとてもがちゃがちゃしていた」と率直な池袋評。毎日自転車で池袋に通勤してるからこんな物だと思ってたけどこうやって改めて池袋の街を見ると確かにがちゃがちゃしている。「ブックオフがあるから結構最近やなぁ」などと思うんだけどなんだかいつも歩いている池袋と違う街のようにも見える。
 インタビューのシーンで学校の勉強から落ちこぼれて引篭り、ナンパされた黒人と初体験を済ませた事や風俗勤務経験、最近の奔放な性生活などについて語る彼女。私が毎日机にはりついて仕事をしている池袋でこんなにむちゃくちゃな事をしている女の子がいるんだなぁ。やっぱり私が毎日通っている池袋とは全く違う池袋が映し出されている。
 彼女の自宅でハメ撮り。あまり物がない簡素な部屋。監督が「お店(風俗店?)みたい」などと言っていた。普段奔放な性生活を送ってらっしゃるだけの事はあるなというセックス。舌の動きや体への触り方など細かい所がいやらしい。白くて脂の乗った感じの体も良い。
 終わった後、部屋を出る二人。ちらちら写る街並みを見ると…これ巣鴨やなぁ。ってか自分が普段歩いてる街やとこれだけの情報でも結構解るもんやねんなぁ。
 彼女がよく行くという千石自慢らーめんを二人で食べてお別れ。背脂まみれでしょっぱく『1杯食べるごとに寿命が1日縮まる食べる恐怖新聞』『食べる人を殺しにかかってる悪魔の食べ物』とも言われる板橋の地らーめん、土佐っ子の流れの味のお店で、私は西巣鴨の支店によく行きます。この子は千石自慢によく行くのか!めちゃめちゃ親近感沸いた。普通の女の子だと背脂がかかりまくったビジュアルだけでドンビキのエグいラーメンなのだけど、600円(支店によって値段違うかも)と安価だし、巣鴨の本店以外だと並ばずに食べられるので大好きです。600円台で行列なしで食べられるというのが私の中の良いラーメン屋。

 二人目は京都の子。なんだかよく解らない理由でAVに出てて、一見めっちゃ普通に見えるけどちょっとズレた感じ。でもすらっとしてて体はとても良い。インタビューを見た限りではかなり淡白なタイプなんじゃないかと心配してたんだけど、なかなか反応はスケベで良かった。
 でも彼女が帰っていくシーンで出るのは「ほんとスタイルは無茶苦茶いいんだけどうまくかみ合う部分を見つけられなかった」という字幕。実際は映像で見る以上に噛みあってなかったんかなぁ?それにしてはなかなか良いカラミだったと思うけど。
 AUCTION02でも京都の女の子と揉めてたし、松尾監督は京女と相性が悪いのか。
 彼女と別れた後、一人で天下一品(のおそらく八条口店)でラーメンを食べる監督。京都で天一を食べるというと総本店に行ってしまう人が多いが、総本店は一般的な直営店レベルの味で決して『美味しい天一』ではない。京都に行っても総本店に行かず「ここはチェーン店で、店によって味にバラツキがあるが僕にとってこの店の味が一番しっくり来た」と八条口店に行く松尾監督はとても信頼できる!

 直営店は一定の味は味わえて大ハズレはないが、天一の味にほれ込んでFCに加入したような店主がいるお店は本当に美味しい。それに対して酷いFC店は本当に酷い。スープが一般的なラーメンの濃度になってしまってるようなのを本当に出された事がある。歌舞伎町の天一で初めて食べた時は酷すぎてびっくりした。
 東京の繁華街にある天一は色々なFCに加入して店舗を運営しているアトラスアンドカンパニーという会社がやっているお店が殆どなのだが、このグループがやっている店舗は大体地雷店なので要注意。さすがに最近はスープがシャバシャバってな事はないだろうけど、スープの濃度が濃くても粉っぽくなっていたりして悲しい思いをする事がある。こういう悪い天一が繁華街にはびこっているから東京には天一ファンが関西に比べると少ないのではないか。
 私の父は大学時代を京都で過ごし、創業当時まだ店でスープを作っていた頃から天一をずっと食べていた天一フリーク。わざわざ大阪市内の自宅から自動車で30分以上かけて遠くの『美味しい天一』まで行ったり、また、あえてダメな天一に連れて行って食べさせるなど、天下一品については英才教育を受けていたので私は天一にうるさいのだ。…正直もっと役に立つ事を教えて欲しかった。

 3人目は20~26歳までAV女優をやっていて400本以上の作品に出演されていたという女性。若い頃に松尾監督と何本か撮影し、プライベートでも何度かあったとの事。12年ぶりの再会らしいがめちゃめちゃ打ち解けた雰囲気。なんだか普段の作品と違う。
 12年ぶりの再会とか何歳やねんと思ってしまうがまだ30代前半の綺麗な大人の女性。性格もさっぱりした方のようで話も楽しい。旧知の仲なので普段の作品と違い、借りっぱなしでカバンの中に入れていたDVDをツタヤに返しに行ったり、昔住んでいた部屋の近所をウロウロするなどちょっと踏み込んだ感じのデート。
 そしてセックスも普段の作品とちょっと違った感じ。監督が普段に比べてそんなに喋っていない。喋ってても普段の作品の喋りと違う内容の事を喋っている。なんつうかプライベートっぽくてとても興味深い。
 カンパニー松尾監督の作品はあのハメてる最中に喋り捲る感じがどうも…みたいな意見をたまに見かけるのだが、多分あれはその日会いましたみたいな、関係の薄い、信頼関係が築けてない男女が濃密な性交をする為にはあれくらい喋り捲らないとちゃんとコミュニケーションが取れないって事なのかなぁと思う。
 だから普通の人はちゃんと信頼関係を築いてからそういう事をするのだからしてる最中に喋り捲る必要はないし、見よう見まねで同じ様に最中に喋り捲られても女性の集中力がそがれるだけで良い結果を生まないので止めといた方がいいよ!

 私が毎日のように行く池袋が出てきて、昔シタ事がある女性との久しぶりの撮影でちょっと普段と違った感じのパートもあって、京都観光のパートも面白くて、マイフェイバリットラーメンが2つも出てきて、と私としてはめちゃめちゃ気に入っている作品なのだが「かたちばかりじゃイヤなのに」「かたちばかりになってしまった」「次回、頑張ります!」って字幕でエンディング。えー!なんでぇ?めっちゃええ作品やん!このエンディングにのみ納得いかない。それ以外は大好き。
 今年の3月の作品なのでダウンロード版なら1260円で見れちゃうよ。普段豊島区周辺をウロウロしてる人、普段とちょっと違う感じのカン松に興味のある人は是非見ましょう。