17時20分位から整理券列に並び椅子整理券を貰う。30番台前半。先週の土曜日と変わらない位の並び。先週とは違い、整理券が配られたら列を離れる人多数。
 開演。冒頭に先週のエスケープ事件について軽く触れる会長。「佐野さんを道連れに死ね」などの中傷があったとの事。会長はそんな事しなくていいと言ったそうだがどうしてもお客さんにお詫びがしたいという事でりのちゃんとありさちゃんが出てきてお詫び。

 言葉に詰まるりのちゃん。「もういいよ、もういいよ」と会長が止めて終わる。これで禊が済んだという事で気持ちを新たにライブスタート、という空しい挨拶と共に始まる。
 リーダー3人が居ないと歌も踊りも全然ダメ。声は出てない・フォーメーションぐちゃぐちゃ。桜組の持ち歌を全部出来るのはリーダー3人のみだったので自分の出来る曲だけやってるっぽいが、人数が足りない為、ありさちゃんが衣装が変わる曲の1曲目だけ出ないで裏で着替えるという形で頑張っていたが、メイド曲で刀を刺し忘れる、銀ラメ衣装では襟などがぐちゃぐちゃという悲惨な有様。
 そんな中、新曲・愛のトラップ初披露。これもメイド曲。やっぱりグダグダ。
 あまりに酷いステージングに事前に並んで整理券を貰って席を確保して座っている椅子席組でも途中で退場する人が出てきて空席が出始める(正直マジヲタだと痛々しくて見てられなくて逃げ出したくなるレベルのステージだったので退席する人の気持ちも解る。私も変な感じで胸がドキドキしていておかしな汗が出ていた)。

 某メンバーが自己紹介をする時だけに卑猥な言葉を叫んでいたピンチケがいたらしい(私は椅子席にいたので気付かなかった)。

 こんな悲惨な状態で1stステージ終了。椅子席組が退場したりしてグダグダしてるときに会長が謹慎中だった私服姿の桜夏美ちゃんを舞台に上げ、「謹慎中も悪口一つ言わず自宅で練習していた。契約を新たに結び謹慎を解く」という報告。
 正直、謹慎を解いて戻ってくるタイミングとしては最悪だと思う。
 何故謹慎になったのかの説明もないまま夏美ちゃんが悪いというニュアンスを強く匂わせ、『盗難事件が5回もあった』だの『公の場では言えない事があった』だのとややこしい事を舞台上で公言して謹慎させたのに、リーダーがスト中で不在の今、特に謹慎になった原因の問題を解決したという説明もなく戻るというのは、問題をうやむやのままにしておいてとりあえず使える子を呼び戻しただけに見えて不信感が拭えない。


 夏美ちゃんの挨拶の後、2ndステージ開始。だが椅子席の整理券がはけず、スタッフが後ろで立っている人に椅子に座って下さい!空席があったら格好がつかない!と呼びかけて無理矢理席を埋める(台湾のテレビ局の取材が入っていた為だと思われる。但し椅子は空席があったが立ち見のお客さんは沢山いた)。

 くのいち忍者隊を歌唱中にセンターを勤めていた某メンバーのスカート(というか腰巻)が落ちる。キャア!と叫んで暫くその場にしゃがみ込み、舞台から降りる。
 スカートが落ちたと行っても下に黒いアンダースコートを履いているのでぱんつ丸出しとかそんな事ではないのだが(というか普通にしてても黒いアンダースコートが結構見えてるような衣装)、やっぱり若い女の子にはかなりショックな出来事だった模様。
 次の曲が始まっても出てこず、その次の旋風忍者が始まった時に鼻を真っ赤にして半分泣きながら登場。先ほどのショックもあったのだろうが、1stステージよりも全然歌えてなかった。

 その後、忍者のchachachaの銀衣装でも同じく某メンバーがくのいち体操の途中で肩というか胸を押さえて退場。今度はブラジャーのトラブル?あの銀衣装は長袖長ズボンだが中が結構適当な衣装なので、動いた時に普通に私物らしきブラジャーのストラップが見えたりするのだが、人数が足りなくて衣装を着替えまくらないといけなかったゆえに起こったトラブル。ホントに悪い事は重なる(某メンバーはありさちゃんではないです)。
 もう舞台を降りた方がいいのではないかと見てる方は思うのだが、本人は泣きながらステージに立ち続ける。今日欠席したリーダー3人が普通にいれば起きなかったであろう悲劇。某メンバーは何も悪い事はしていないし、こんなに頑張っているのになんでこんな目に会わなければいけなかったのだろう。欠席した3人に対する怒りを覚える。

 最後に会長が「日曜日のライブは明日で最後」と報告してライブは終了。CD発売開始。長机が出て、「今日はCD買う人が多いのでお喋りなしでお願いします」と会長が繰り返し、CDを販売していたが、あまりにも悲惨な今日のライブに打ちのめされてとてもCDを買う気になれず帰宅した。

 ストライキ→ライブの終盤に3人が登場→大団円!1stCD発売!位のプロレスがあるかと思って楽しみに行ったのだが見せられたのは殺人ショーだった。何故彼女があんな目に会わなければならなかったのか。
 生誕祭のサイリウムなどで嬉しくて泣きながらステージを勤めるアイドルなどはよく見かけるが、あんなに頑張っているのにこれほどまでに悲惨な状況で泣かされているアイドルを見て誰が喜ぶのだろうか。これを喜んで見るほど私は病んでいない。